子供の時にピアノを習わせて欲しいと何度も親に頼みましたが、その時は願いがかないませんでした 
たまたま私達夫婦が結婚する時に仲人をお願いした方は音楽好きのご夫婦で奥様はピアノの先生でしたので子供が4歳になった時子供をピアノのレッスンに通わせる事にしました 

習い始めて初めての発表会は夏でした、「でっかい夏コンサート」と銘打たれたその発表会は 
先生のお教室のピアノの生徒さんは勿論、先生や先生のご主人の音楽仲間が集う、まさに「コンサート」 

プログラムもピアノ以外にフルートやリコーダー、歌、バイオリンと多岐にわたっていました 
会場は先生のご自宅、そこで3歳のチビスケからから60代の方までみんな同じ立場で自分の練習してきた曲を披露するのです 

そのコンサートはとても楽しい物でした、親子の連弾があったり、 
お姉ちゃんのピアノ伴奏に合わせてカスタネットを叩きながら歌をうたう妹がいたり、音楽クイズがあったり・・・ 
おまけにコンサートの途中には美味しいお茶の時間があって、終了後はそのまま美味しく楽しい夕食＆大宴会になるのです 

そのとき小さな子供の連弾プログラムを見て私ははっとしたんです、 
連弾パートナーがお母さん、お父さん、兄弟ではなく先生だったのは家の子こぐま（大）だけだったのです 

それに先生のお教室の生徒さんは小さな子供ばかりではなく中学生も高校生も・・・それに大人の方もたくさんいらっしゃる 
わたしも練習したら、子供と連弾できるようになるかしら？ 
一生懸命練習したら、来年はこの楽しげな音楽仲間の輪に、父兄としてではなく仲間として参加できるかしら？ 

そんな気持ちがきっかけで始めたのが、こぐま28歳、子こぐま（大）5歳、子こぐま（小）1歳の時でした 
それから7年間ずっとずっとこつこつ弾き続けています 

念願かなって次の年の夏には子供と連弾し、楽しげな音楽仲間の輪に父兄としてではなく仲間として参加しました 
 

コンサート後の宴会のビールの美味しかったこと！！！！ 
父兄として参加していた前の年とは比べ物になりません 

それから、すっかりピアノの虜・・・（発表会後の宴会の虜？？）