第26回 明月谷コンサート
2001年3月30日  鎌倉中央公民館

 
年に1度、大きな舞台で演奏する発表会も用意されています

客席とステージ、きちんと区分があって、
ステージではスポットライトを浴びての演奏です
緊張して緊張して倒れそうになります(本当です)

コンサートの前日には、なんでこんな緊張の中に自分を置かねばならないのかと思います
誰に強制された訳でもないっていうのに・・・・

けれど、いよいよコンサートが始まってオープニングコーラスをステージでみんなと歌うと、ああやっぱりこのステージを目指して練習してきてよかったと心のそこから思えて、ちょっとジーンとしたりします

その感動もドコへやら・・・自分の出番の3つ前、舞台袖に入ったときにはやっぱり止めればよかった、逃げ出したいと思います

手は冷たい汗をじっとりとかき、顔はカーっと血が上って火照っています、
胃はしくしく痛いし、勿論心臓なんて口から飛び出しそうにドキドキバクバクです

この緊張に打ち勝って自分の演奏ができるようになる日なんてくるのかしらと演奏後、少し落ち込みます

でも、終わると、出来はともかくホッとします、とにかくホッとします
そしてまた来年のステージを目指して、少しづつ亀の歩みを始めるのです
 


 

こぐまの演奏している姿はこちら



 
 

自分の出番が終わったら娘の演奏を聞きます

去年までは舞台袖に付き添っていましたが、今年はちびぐまもだいぶ大きくなったので付き添いを止める事にしました

舞台袖に出番の4つ前に連れて行って、「ママ、客席から聞いてるからね」と一人で置いてきます、スタッフさんによろしくお願いしますと声を掛け舞台袖と客席に別れたら、いくら小さくても、彼女は演奏者、私は観客

もう、助けてあげる事はおろか、励ましの言葉もかけられません
そんな私の親心を知ってか知らずか、母親よりよっぽど落ち着いて小さなピアニストは堂々と演奏します、本当に立派です

演奏を聞き終わったら、心からの拍手を送ります、立派な演奏に敬意と尊敬をこめて、
今まで一生懸命にしてきた練習を一番近くで見ていた仲間として、それからやっぱり、母親として

小さなピンクの花束をステージの彼女に渡したら、目を真ん丸くしてびっくりしながら喜んでくれました

お姉ちゃんに追いつきたいと、その一心で始めたピアノだったけど、
今年のちびぐまはちびぐまのらしい世界を演奏できたと思います

 

ちびぐまの演奏している姿はこちら



 
 

ちびに舞台袖の付き添いをしない親です、ねねぐまにはプログラム順の確認すらしません
自分で自分の出番の3つ前までに舞台袖に入って自分の演奏をします

今年の演奏は本当に素敵でした、ノーミス、そして豊かな表現

私がねねに贈った拍手はちびに贈ったそれに比べて母としての気持が引っ込んで
同じ音楽教室で学ぶ仲間として友情と尊敬の気持が大きかったように思います

ねねにはブルーの花束を

あなたの演奏にぴったり合ったさわやかで、かわいくて、そして凛と強い

ピアノに関してはあなたにアドバイスできる事はもうなんにもないから、こうしてあなたに似合う花束を選んで心からの拍手と一緒に贈る事だけするね、ねねぐまちゃんの演奏大好きだよ、多分ママがあなたの一番のファン

ねねぐまの演奏している姿はこちら




2002/1/6   UP


 
 

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